子ども英会話クラスで大切にしていること③
居心地のいい学びの空間
安心していられる場所が、心地のいい学びの空間にもなります。
お家でも学校でもない第3の居場所として、アットホームに自分が自分でいられる場所。
そんな空間づくりをこころざしています。
年度の後半、だんだん、慣れてきてリラックスして自由に動き回る子たちもいて、自分が出せるようになってきたことに嬉しい反面、クラスの時間が限られているので、しっかり集中してもらわなくては、とよいバランスを見つけるのがわたしの課題でした。
そのような中、聞いていないようでしっかり聞いていたり、座っていても眠くて全然耳に入っていなかったりするなと感じる場合は、こちらが予定していたことを優先するよりも、状況を見極め、体を動かすアクティビティや刺激のあるゲームに切り替えるなど、できるかぎり柔軟にしています。
2021年度のSkyクラス(年中・年長さん)で使用した教材に、Five Little Ducksという絵本がありました。5匹の子アヒルちゃんがお出かけする度に、一匹ずついなくなっていく絵本で、ちょうど5人だったみんなに子アヒルになって、絵本のセリフを言いながら演じてもらおうと、企画し小道具を準備し、みんなに演じてもらいました...が、
わたしの予想をはるかに超え、子アヒルちゃんたちは家中を舞台にお出かけを演じて、いなくなってくれました...!
ものすごくみんなが楽しんでいる様子を見て、絵本の内容を英語でも理解しているんだなぁと関心しながら、わたしも一緒に楽しむことに切り替え、(当初はオープンクラスで演じてもらうことを想定しセリフをしっかり言って練習することを自分の中では予定していましたが)家中を舞台とした英語の遊びと変化しました。
みんなの中に、楽しい英語の思い出が残ってゆくことを願って、今しかできない学びを一緒につくっています!
0コメント