子ども英会話クラスで大切にしていること①
音声のインプットから体得する英語
英語の習得には、単語や文法の知識は欠かせません。
でもそれと同じくらいとっても大事なことがあるんです。
それが英語の音です。
これまで日本の英語教育も読み書きに重きを置いており、
正直、学校は英会話を学ぶところではない印象だったのが
昨今、文科省も舵をきり、
本格的にスピーキングに力をいれています。
(来年度の東京都立の高校入試にはAIを導入したスピーキングテストが実施されるようです)
英語の単語にはアクセントがあり、強調するところを間違えると通じません。
例えば、interesting(興味深い)という単語、最初のiにアクセントをおきますが、2個目のeを強調したように発音してしまうと、意味が通じません。
紙の上の文字だけを見て覚える方法だと、実際に話してみるとうまく通じないという結果が生まれてしまいます。
また、日本語は文章の中で単語がくっつき音声が変化することはあまりありませんが、
英語は音声変化が要です。
例えば "I have a pen." にしても 「アイ ハブ ア ペン」と発音せずに 「アイ ハヴァ ペン」になりますよね。そして文の中でも音の強弱があります。
2021年4 月から参加してくれている子たちは、英語の文章はまだ読めません。
でもCDの音源を丸ごとそのまま覚えるので、
3年生のある子は"Yes, a little." を「イッサ レラ」とメモしていました。
(カタカナでのメモ書きは推奨してませんが、発表に向けて覚えるために自主的にメモしていました)
十分にたくさんの英語の音楽や音声に親しみ、自然と英語が発話できるようになることは、
英語を話すことへの自信につながります。
Ainaで使用している教材のCDは親しみやすいメロディで、思わず口ずさむような曲ばかりです。絵本も必ずCD付きのを選んでいますので、音でセリフをリズムにのって、いつのまにか、覚えてしまうんです。
そう、英語習得に音は欠かせません!
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